かんがるーほいくえん
閉所のお知らせ

 当保育所は、2018年4月9日おおたかの森助産院併設の認可外保育所として開所以来、新生児から満1歳までのお子さま、保護者さま、関係機関の皆さまからのご利用とご支援をいただきました。また、2022年12月には24時間宿泊にも対応し、行政と連携を図りながら営業を続けて参りました。 しかしながら、併設である助産院の産後ケア事業の居室不足問題が2024年11月頃から表在化し、2025年2月に当保育所部分に助産院の居室を増床する運びとなったことから、断腸の思いで2024年12月31日をもちまして、かんがるーほいくえんを閉所する運びとなりました。

 当保育所がある流山おおたかの森駅は新興住宅地であり、その隣駅には柏の葉キャンパス駅も同様で、この近辺は核家族が多い地域でございます。そのような背景から、乳児のお子さまを育てられる保護者さまにおかれましては、24時間の気が休まるところがない育児を目の前に、傍に頼る方も少ないことが多い特徴がある地域でございます。また、そのような環境下である市民の皆さまを守る行政の方々から、多くの乳児家庭に当保育所をご紹介していただきました。生後半年までのお子さまの宿泊も含めた保育は未だ全国的に少なく、多様性のある乳児期の事業を閉所することは社会的背景を踏まえると誠に遺憾でございます。
引き続き、産後ケア事業といった異なる立場にはなりますが、乳児期の相談先の一助にさせていただけるよう助産院事業を盛り立てることに精進したいと存じます。

改めまして、閉所に伴い、誠にご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 今日まで流山おおたかの森の地で『かんがるーほいくえん』を事故等もなく6年8ヶ月間開業させていただけたこと、誠に有難い限りでございます。皆さまの長年にわたるご厚情に心より感謝申し上げます。

末筆ではございますが、皆さまのご健勝、ご清栄、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2024年12月1日
トータルケアサポートおおたかの森 代表
かんがるーほいくえん設置者
一般社団法人おおたかの森助産院 院長
山本 正子